第20回きもの姿ほのぼのフォトコンテスト入賞作品

「うれしいひなまつり」
新井　達男さん（和歌山県和歌山市）

「宇宙からの贈り物」三国　竜さん（北海道稚内市）	「まつりの日」黒木　丸生さん（山口県下関市）
「嫁ぐ日」達下　才子さん（岩手県奥州市）
「孫の晴姿」馬渕　たず子さん（岐阜県安八郡）	「クリスマス会三姉妹＋お友達」本田　葵子さん（岡山県久米郡）

賞名	受賞者
大賞・文部科学大臣賞	新井達男	和歌山県
特賞・京都府知事賞	三国　竜	北海道
特賞・京都市長賞	黒木丸生	山口県
特賞・日本きもの連盟会長賞	達下才子	岩手県
特賞・審査員特別賞	馬渕たず子	岐阜県
特賞・ジュニア特別賞	本田葵子	岡山県
ファミリー賞	橋本　圭	埼玉県
	坂巻ひとみ	千葉県
	谷　昇	愛知県
	中村昭夫	三重県
	脇坂智恵	岡山県
ダンディー賞	佐海忠夫	栃木県
	樋口由佳	大阪府
	渡邉和俊	大阪府
	中森繁子	兵庫県
	西山大剛	兵庫県
初春賞	西嶋希美枝	神奈川県
	谷　圭亮	愛知県
	平田芳美	滋賀県
	岡　岩雄	香川県
	萩尾正寿	愛媛県
旅の思い出賞	伊藤勝利	東京都
	浦崎正江	東京都
	道信猛夫	東京都
	松井久江	静岡県
	上野登志	愛媛県
お祝い事賞	米倉辰雄	東京都
	尾崎典子	兵庫県
	白石和枝	広島県
	北中佳津子	山口県
	増田哲子	福岡県
お祭り賞	宮澤　進	東京都
	倉知恵子	愛知県
	加藤誠司	兵庫県
	山本明子	奈良県
	尾崎博美	和歌山県

賞名	受賞者
日本の夏・秋の思い出賞	中舘遼子	岩手県
	岡田　充	埼玉県
	松浦嘉人	静岡県
	深井征子	京都府
	三木雅也	香川県
ナイスショット賞	小林　功	茨城県
	野村明雄	東京都
	星正太郎	新潟県
	高橋康子	滋賀県
	小倉正紀	京都府
ペアー賞	大堀千恵子	福島県
	佐々木浅雄	千葉県
	小林正治	滋賀県
	白木文枝	京都府
	矢延直樹	京都府
結婚式お祝い賞	桧枝広美	北海道
	真次　弘	東京都
	赤田香朱美	岡山県
	中村小百合	香川県
	藤﨑聖二	福岡県
成人式お祝い賞	渡辺邦昭	東京都
	佐藤美栄子	神奈川県
	望月正晴	静岡県
	安田　実	滋賀県
	原登世子	広島県
七五三お祝い賞	橋本尚大	福島県
	村上沙織	埼玉県
	加藤義昭	静岡県
	荒木恵子	兵庫県
	岩里泰幸	兵庫県
ジュニアナイスショット賞	西　遥翔	東京都
	西嶋晃志	神奈川県
	松本琉星	奈良県
	横倉実憲	奈良県
	藤井星成	福岡県

お年玉賞（華）	星野政知	茨城県
	那珂眞希子	東京都
	椛沢寧々瀬	大阪府
	上野吏永	香川県
	斉藤延子	香川県

お年玉（雅）	小林幸市	北海道
	柴田隆司
	出嶋淳子
	田中ツマ	青森県
	足利義信	岩手県
	蒲澤隆治
	千田　久
	千葉和弘
	高橋エレオノーラ	宮城県
	五十嵐敏紀	秋田県
	笹岡伸仁	福島県
	遠井信行	茨城県
	原田美恵
	髙橋みえ子	群馬県
	飯野佳代子	埼玉県
	渋谷健男
	石井清治	千葉県
	石川寛次	東京都
	上原正行
	小池基夫
	幅　周一
	大勢登雅史	神奈川県
	菊池　敦
	田中敏夫
	本多奈保子
	本間浩一
	富井保光	長野県
	植木　元	新潟県
	中山祐紀	富山県
	伊藤　勝	岐阜県
	松井一枝
	今田　弘	静岡県
	大久保光代
	中里愛依紗
	中村哲雄
	前澤夕起子
	村上雅己
	山内　健
	山﨑俊泰
	稲垣日奈子	愛知県
	下川清光
	鈴木勝男
	中山　功
	広瀬　護
	牧野亜季
	牧野朋子
	中世古健吾	三重県
	杉田　勝
	櫻川征夫
	林　久雄	滋賀県

お年玉（雅）	西野恵利子	京都府
	足立　等
	稲田大樹
	金井正顕
	河野　實
	竹内あおい
	朝野千秋	大阪府
	天野陽子
	片岡晶子
	武田芳子
	中谷輝雄
	藤原有子
	村上弥生
	明野敏行	兵庫県
	大津善子
	大前佑圭子
	近藤博子
	吉川範子
	磯山裕美	奈良県
	小野智子
	小西徳子
	中村幸雄	和歌山県
	小鴨佳苗	岡山県
	中谷美佐子
	久常光永
	本城佳子
	水野三生
	岩角誠子	広島県
	漆島雅美
	木附尚子
	松本節美
	内田知嘉子	山口県
	田中耕二	徳島県
	板東よしお
	斉藤法子	香川県
	中尾美恵子
	小泉次郎	愛媛県
	笹田雅代
	河田　守
	鐘ヶ江春雄	福岡県
	久保娃子	佐賀県
	池田兼一	長崎県
	阿蘇品祐子	熊本県
	石原幹生
	佐藤衣代	大分県
	園田健治
	高野亜紀
	阿部節子	宮崎県
	河野聡美
	岩澤秀子	鹿児島県

審査員講評

森山眞弓審査委員長（（一財）日本カメラ財団理事長）
本年度も、きものを着ることによって生まれるいい笑顔が集まりました。
雛まつりという日本の伝統行事の一瞬を切り取った作品は、子供たちの無事の成長を願い、
主役の女の子以外の男の子たちまでもがきものを着て集って楽しんでいる光景が写しだされています。
本当に微笑ましく日本の幸せな１シーンだと、うれしく思いました。

立木義浩審査委員（写真家）
大賞・特賞どの作品もオーソドックスな技法で正道的に撮られた見応えのある作品。
刺激的ではなくとも、見続けるうちにほっこりと、いいなと思わされる力量がありました。
日本きもの連盟会長賞作品は、花嫁の初々しさに、背景の柱の木目の持つ時間経過が対照的にうつり、
感じる情報量の多さ、見どころが満載でした。
孫と祖父の関係性が感じさせる温かさや、
観光地で今どきのレンタルきものの後ろ姿をとらえた華やかさの表現などには、
いまの世相を強く感じられました。
デジタル写真ならではの作品も増えてきていましたし、もっともっと拝見したかったです。

中谷吉隆審査委員（写真家）
「きもの」という一つのテーマで撮影した中に、多様な表現がみられた今年は、
写真としても素晴らしいものが多く見られました。
知事賞作品の夜空には、現在のデジタルカメラの発達によって撮れた今日的な作品の新鮮さがでていて、
楽しませていただきました。２０回目を飾るにふさわしい作品群に出会いました。

細見拓三審査委員（本会実行委員長、連盟副会長）
２０年目の最後を飾った今年、改めて振り返ると、
着物の色柄の変化、カジュアル化、日本人の顔の変化など、時の移ろいを感じさせられます。
作品の応募も増え、「きものを着る機会を増やす」ことへの一端を担えたかなと感じてもいます。
また新たなスタイルで、これに繋がる企画を考えたいと思っています。
２０年間作品をお送りくださった方々、審査を続けてくださった先生方に改めてお礼申し上げます。